お客様が言う「予算は、2800万円ぐらいで・・・」の根拠とは?
こんにちは、渋谷です^^
私が、まだ売れていない時代のときの話です。
商談をしている、お客様に私は、予算をたずねてみました。
私
「ところで、ご予算は、おいくらぐらいでしょう?」
お客様
「そうですねー、2800万円以内かな・・・」
私
「わかりました、2800万円ですね」
このような商談をしていました。
結局、他の会社に契約を持っていかれました。
しかも、3200万円で・・・
そうです、お客様が言った、予算、2800万円には、何も根拠がなかったのです。
何も根拠がないにも関わらず、私は、なんとか、2800万円以内で収めようと、つまらない提案をしてしまいました。
これが、負けた理由ですね^^;
でも、お客様から、2800万円と言われたのに、と私は、ずっと考えつづけていました。
そんなある日のこと、いつものように、社内会議がはじまりました。
上司
「おい、◯◯!あのお客さんは、どうなってる?」
先輩
「はい、設計図と、見積もりも上がってきています」
上司
「そうか、それで、金額は?どう」
先輩
「一応、◯◯さんの、ご要望は、2500万ということでしたが、今回は、2800万でいこうと思います」
上司
「そう、で、大丈夫なの?」
先輩
「はい、問題ありません」
私は、びっくりしました。
300万円も、オーバーしているじゃないですか!
私は、何で、大丈夫なんだろうと気になりました。
そこで、その会議の場で、質問してみたのです。
私
「あのー、300万も、オーバーしているのに、何で大丈夫なんですか?」
上司
「◯◯、教えてやれ!」
先輩
「あのな、お客さんが言っている、金額を、鵜呑みにしたらダメだぞ。お客さんが、言ってくる予算は、だいたい低めに言うんだよ」
私
「はー・・・」
先輩
「そもそも、なんで、2500万なんだよ、計算なんかしてないだろ!まわりの金額などを調べて、このくらいかなー、と思って、こちらに伝えているにすぎないんだよ」
先輩
「もし、お客さんのいう金額で、しょうもない提案をしたら、そこで終わりだぞ、金額はオーバーしてても、お客さんが、気に入れば、金額については、あとから調節すれば良いんだよ」
私
「そうなんですねー」
上司
「おまえ、この間のお客さんのことだろ?」
私
「はい、そうです」
上司
「まずはな、こちらの提案を気に入ってもらえるかが、勝負なんだよ。金額については、お客さんが提案を気に入ってくれれば、よほどの金額じゃないかぎり、OK!渋谷もそうだろ?もし、お前が、家を建てるとしたら、300万安いが、しょうもない家。逆に300万高いが、非常に満足できる家。お前なら、どっちが良い?」
私
「それは、やっぱり、300万ぐらいなら、満足できる家の方が良いですね」
上司
「だろ?お客さんも同じだよ」
私は、それから、お客様の言う、予算は、信用しないようにしました。
そのかわり、お客様が、絶対に気に入るような提案をするようにしたのです。
結果は、言うまでもないですね^^
もちろん、お客様が、支払えないような金額ではダメですよー^^;
予算ももちろん大切ですが、お客様は、我々の提案に、期待をよせているのです。
これを、忘れてはいけませんよね^^
それでは、よろしくお願いします。
・売れる住宅営業マンになるための営業戦略ノート術!(特別版)
・売れる住宅営業マンになるためのコツやノウハウ、ポイントを徹底解説 ・住宅営業マニュアルなどの教材一覧はこちら
・個別相談はこちら
・個別コンサル成果事例
・セミナー等のご依頼はこちら
・お問い合わせはこちら
売れる住宅営業マンになるための営業戦略ノート術! (特別版) |