● 住宅営業マンの説明で、楽しくなるお客様、苦痛になるお客様とは?
こんにちは、渋谷です^^
住宅営業マンのみなさんも、ご自身で買い物に行くと思います。
私も、もちろん買い物には行きます^^そのとき、いろんな店員さんと会いますよね?
以前、私が、住宅営業に転職し、たくさんのスーツを買いに行ったときです。
設計事務所のときは、スーツなど、ほとんど着ませんでしたので、ビジネススーツは、どのようなを買えば良いのか?分かりませんでした。
ある、お店に入ったところ、女性の店員さんが、すぐに、ビジネススーツをいろいろと見せてくれました。
しかし、どう見ても、リクルートスーツ・・・
そのときの私は、32歳です^^;私は、心の中で、「これは、違うだろー」と思いながら、延々と続く店員さんの話を聞いていました。
これが、また、苦痛なのです。
他のスーツも見てみたいと思っているのに、店員さんの口が止まりません。
もう、いやになり、そのお店を気まずく出て行きました。
すごく長くいた感じがしましたが、時間にして、30分ぐらい・・・
次に行ったスーツ屋さんでは、私の方から、すぐに伝えました。
私
「すいません、営業マン用のスーツが何着か欲しいんですけど」
店員さん
「なるほど、どのような営業されてるんですか?」
私
「あ、住宅です」
店員さん
「そうですか、では、落ち着いたデザインの方がよろしいでしょうね」
店員さん
「こちらに、写真がありますので、見られてみませんか?」
すると、ものすごく、おしゃれな店員さんが、アルバムを持ってきました。
中を開いてみると、よくある外人のモデルのような人ではなく、店員さんたちが、自分達で、いろんなスーツやネクタイを組み合わせた写真がのっていました。
店員さん
「大体、この辺りが、おすすめですよ。こちらは、私が着ているものです」
私
「営業マンは、あまり派手なのはダメですよね?」
店員さん
「そうですね、比較的落ち着いたものを、買われていきますよ」
私
「これは、あるんですか?」
店員さん
「もちろん、すべてありますよ。ただ、営業職ということなので、少しお安めの方が良いかもしれませんね」
私
「なぜですか?安いと、すぐダメになりませんか?」
店員さん
「そうですねー、ただ、パンツの方が先によれますので、比較的安めのスーツを廻した方が、長持ちしますよ」
私
「そうなんですねー」
店員さん
「ネクタイも、合わせてみましょうか?」
ここで、店員さんが、スーツを何着か、持ってきてくれました。
そして、ネクタイとYシャツを組み合わせてくれて、なぜか、ポラロイド写真を撮っているのです。
私
「何してるんですか?」
店員さん
「ネクタイは、良いものを買われた方が良いですよ。写真をお渡ししますので、ご参考にされてください」
私
「え?ここではダメなんですか?」
店員さん
「ダメということはないですが、営業職の人で、ネクタイの結び目が、緩んでいる人がいますよね?あれは、ネクタイ自体が安いからなんです。ネクタイは、ちょっと高くても、良いものの方が絶対良いですよ」
と、なんと、他のお店で、ネクタイを買うことをすすめてきたのです。
私は、なるほどー、と思いながら、ふと時計を見ました。
すると、2時間以上いるではありませんか!
そうです、私は、時間を忘れて、店員さんと話ていたのです。
最初に入ったスーツ屋さんは、30分で、苦痛になるほど。
しかし、このお店では、2時間以上も、笑うまではいきませんが、楽しんで店員さんと話していたのです。
住宅展示場に来場してくる、お客様にも同じことが言えます。
お客様が、苦痛に感じるような接客をしていたら、すぐに帰られます。
逆に、お客様が、時間を忘れて、あなたの話を聞いていると、必ずアポイントは取れます。
同じ展示場、同じお客様なのに、住宅営業マンの対応しだいで、時間の経過が、まったく違ってくるのです。
ぜひ、お客様が時間を忘れるくらい、楽しい接客を心がけてみてくださいね^^
こちらの、マニュアルでは、筆談でお客様と会話をしていますよ。
それでは、よろしくお願いいたします。