私は、土地なし客は追いかけませんでした^^;
こんにちは、渋谷です^^
土地なし客、住宅営業マンのみなさんは、契約できていますか?
土地を探しているお客様は、家自体よりも、土地の情報を求め、住宅展示場にやってきます。
なぜか、不動産屋さんではなく、ハウスメーカーにやってくるんですね^^;
私も、売れない時代、もれなく土地なし客を一生懸命追いかけていました。
一番最初にアポイントが取れたのも、土地なし客でした。
上司には、練習と思って、流れを把握しろ!と言われ、私は土地を一生懸命探したのです。
それこそ、小さな不動産屋さんにも行きました^^;
分譲地も行きました。
売地と書いている物件があれば、すぐに不動産屋さんに問い合わせました。
100件は、見てまわったと思います(まー、時間があったので^^;)
そして、きちんと写真をまとめ、説明をつけ、すべての土地の条件をレポートにまとめていました。
私が、休みの日のことです。
私の携帯電話に、そのお客様から、今すぐ来てくれ!と言われ、私は、スーツに着替えて、お客様のところへ向かったのです。
すると、そこに、お客様のお母様がいらっしゃいました。
お母様
「土地は見つけたの?どうなの?」
私
「はい、一応まとめてみました」
お母様
「なんだ、こりゃ?値段が高いんだよ!値段が!あんたが、値引き交渉してきなさいよ!」
周りで、他の家族が笑ってました・・・
私は、悔しくて悔しくてたまりませんでした。
次の日、その報告を先輩に相談したのです。
先輩
「そうか、よし、今から、そのお客様にアポを取れ!一緒に行くから」
私は、急遽、そのお客様にアポイントを取りました。
お客様の家に到着
先輩
「失礼ですが、どのような土地をお探しですか?渋谷は、○○様のご希望の土地は、ほとんで網羅していると思うのですが?」
お母様
「金額が話にならないんだよ!」
先輩
「失礼ですが、家自体は、おいくらで建てようとお考えですか?」
お母様
「い、家?まだ、そんなところまで考えてないよ!」
先輩
「は?では、土地はいくらで探しているんですか?」
お母様
「そりゃー、安いだけ良いよ」
先輩
「すでに、不動産屋をお回りではありませんか?」
お母様
「行ったよ!でも高いんだよ!」
先輩
「要は、不動産屋に相手にされなくて、私共のところに来たんですね?他のメーカーにも行かれましたか?」
お母様
「どこもダメだよ!まったく!」
先輩
「もしかして、家を建てられる気がないのではないですか?」
お母様
「はぁ?」
先輩
「土地もいくらが良いのかわからない、家自体はまだ考えていない、どう見ても、家を建てる気がないように見えますよ」
お母様
「もういい!帰れ!」
帰りの車の中で、先輩から、
先輩
「いいか、土地なし客の場合、不動産屋で相手にされなかった人が、ハウスメーカーに来る場合があるぞ」
私
「はい」
先輩
「今回は、良い例だ、今度土地なし客が来たら、大手の不動産屋を紹介してみろ!」
私
「え?なぜですか?」
先輩
「本当に家を建てたいお客さんは、不動産屋を紹介してもらえるとうれしいものなんだよ、逆に、イヤがるお客さんは、もうすでに不動産屋を回っていて、相手にされていないから、ハウスメーカーに来るんだよ。そんな客、追いかけたらダメだぞ!」
このように、土地なし客でも、本気で家を建てたい方は、自分達で土地を探すものです。
住宅営業マンに土地探しを、頼むようなお客様は、まだまだ、家づくりに対して、本気度が足りないんですね^^;
のようなお客様に時間を使うのは非常にもったいないことなのです。
ちなみに、1年たったぐらいに、同じお客様に電話してみたら、家を建てる気は、まったくなさそうでした^^;
本気の土地なし客は、自分で土地は探してくるものですよ^^
それでは、よろしくお願いいたします。
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