お客様から検討します、と言われない方法
● お客様から検討します、と言われない方法
こんにちは、渋谷です^^
クロージングをかけて、お客様から、「検討しておきます」や「こちらから、ご連絡します」という言葉が出てきたら、ほとんどの場合、断り文句です。
お客様から、「検討しておきます」と言われ、「はい、それでは、よろしくお願いいたします」と言って、待ちの状態に入ってしまうと、後日、お客様から、お断りの連絡をもらうことになります。
お客様から、「検討しておきます」と言われたら、すぐに切り返す必要があります。
しかし、売れている住宅営業マンの方が、お客様に、「検討しておきます」と言われ、すぐに切り替えして契約に持って行っていると思いますか?
多くの売れない住宅営業マンの方は、このあたりを勘違いされている方が多いです。
売れている住宅営業マンの多くは、お客様に「検討させてください」と、ほとんどと言って良いほど、言われていないのです。
なぜか?
それは、テストクロージングを、何回も繰り返しているからです。
このテストクロージングを繰り返すことが、クロージングするときに、非常に重要になるのです。
間違いなく、売れている住宅営業マンの方は、テストクロージングを繰り返しています。
しかし、意外に、このテストクロージングの存在を忘れてしまっている住宅営業マンの方が多いです。
では、テストクロージングとは、どのようなことをするのでしょうか?
テストクロージングは、何回も使えます。それが、最終クロージングとの大きな違いです。
例えば、こちらと、こちらでは、どちらが良いですか?などもテストクロージングです。
このような小さいことから初めて、少しづつ、確信に近づけていきます。
テストクロージングは、初回接客から使用していきます。
住宅営業マン
「もし、仮に、私共の家づくりを、気に入っていただけましたら、前向きに考えていただけますか?」
このように、初回接客のアポイントを取る時点で、テストクロージングをかけます。
お客様の答えが、YESであればOKです。NOであれば、この時点で、NOの理由を確認していくのです。
次に、現場見学会でもテストクロージングをかけていきます。
初回接客で、YESと答えたお客様を、現場に案内しているので、話を進めるかどうか?話が早いのです。
ここでも、お客様が、YESであればOKです。NOであれば、また、その理由を確認していきます。
そして、商談でも、どんどんテストクロージングをかけていきます。
お客様に、要望のヒアリングをしているときに、
住宅営業マン
「要望はわかりました。では、次回、プランを作成して参ります。そのとき、もし仮に、私共の、ご提案を気に入っていただけましたら、話を進めさせていただけますか?」
これも同じです。YESならOK。NOであれば、またその理由を確認していきます。
このように、最終クロージングをかける前から、テストクロージングを繰り返し、契約への階段を、少しづつ、登っていくのです。
このテストクロージングを、まったくしないで、もし、最終クロージングをかけたら、普通に「検討させてください」と言われるわけです。
普通に、「はい、わかりました」とは、お客様は言わないですよね^^;
これが、お客様に、「検討します」と言われてしまう原因なのです。
要は、お客様目線で考えてみたら分かります。
お客様としたら、住宅営業マンに、契約してほしいとは言われていない。
そもそも、契約する約束などしていない。だから、「検討しておきます」と言って、自分の中で考えたい。
このように思うのは必然です。
では、テストクロージングを繰り返していたら、お客様の気持ちはどうでしょうか?
お客様
・気に入れば、契約しても良いと答えている
・提案が気に入らねければ、断れば良いだけ
・でも、もし、気に入れば、話をすすめていこうかな?
・提案が良ければね
テストクロージングを繰り返していくと、このような考え方をし始めます。
それは、もし気に入ったら、契約すると、お客様自信が答えているのですから。
お客様も、初回人なので、自分で約束したことは守ろうとします。これが、普通の方の考え方です。
あとは、あなたの提案次第になります。
提案が気に入っていただけないのなら、もちろん断られます。
しかし、提案が気に入っていただければ、契約はできます。
要は、テストクロージングを繰り返すことによって、あなたは、提案に集中できるようになるのです。
これが、売れている住宅営業マンの方がやっている商談の流れです。
そもそも、気に入っても、契約しないというお客様は、契約以前の問題があります。
そのようなお客様と商談をすすめても仕方がないのです。
そのようなお客様は、まず、話をすすめる前の問題をつきとめ、解決できるかどうか?判断します。
解決できそうであれば、他のお客様の事例を話して、その手伝いをしていく。
逆に、あなたの手に負えないような問題は、追客に切り替え、決して、商談には入らない。
これが、非常に大切です。
テストクロージングをするということは、怖いかもしれません。
しかし、時間をかけて、最後は断られてしまったら、それこそ、時間がもったいないのです。
その分の時間を、初回接客に回した方が、圧倒的に有利ですからね^^
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