請負契約約款を使って、競合他社を振るいにかける方法
● 請負契約約款を使って、競合他社を振るいにかける方法
こんにちは、渋谷です。それでは、メールセミナーの続きですね。
それでは、行きます^^
住宅営業マンのみなさんの会社にも、請負契約約款なるものがありますよね。
住宅営業マンのみなさんは、その契約約款の内容をきちんと把握していますか?
意外に、なんとなくしか、分からないという方が多いのではないでしょうか?
しかし、契約約款は、非常に大切なものです(当たり前ですが^^;)
もし、家づくりにおいて、お客様とトラブルが発生したときに、その契約約款がものを言います。
お客様も、きちんと説明されていないと、トラブルのとき、非常に大変な思いをすることになります。
幸い、私は、そのようなトラブルにあったことはないですが、他の住宅営業マンでは、裁判までなった事例があります。
この契約約款は、契約する前にきちんと、お客様がわかるように説明してあげる必要があります。
しかし、この契約約款の説明をカンタンに済ませたり、まったく説明しない住宅営業マンの方もいらっしゃいます。
これは、あくまで契約事なので、そのあたりは、しっかりとしておかなければいけません。
実は、私は、初回接客で手応えがあった、お客様には、初回接客の時点で、契約約款の説明をしていました。
例えば
住宅営業マン
「家づくりには、トラブルがつきものです。お客様側も、きちんとその対処法を知っておく必要があります」
お客様
「なんですか?」
住宅営業マン
「家づくりで、一番トラブルになりやすいもので、言った言わない、ということがあります」
お客様
「そうですね、ありそうですね」
住宅営業マン
「これが、私共の、契約約款と言って、私共とお客様との間での、決まり事になります。こういうの、ご存知でしたか?」
お客様
「いいえ、はじめて知りました」
住宅営業マン
「これは、非常に大切な内容が書かれています。一度、カンタンにご説明いたしましょうか?」
お客様
「はい、お願いします」
ここで、お客様が分かりやすく、包み隠さずに、本当のことを、きちんと説明していきます。
住宅営業マン
「いかがですか、細かい決め事があるでしょ?」
お客様
「そうですね、ちゃんと知っておかないとダメですね」
住宅営業マン
「でも、この契約約款を、きちんと説明しない営業マンもいるんです」
お客様
「そうですかー」
住宅営業マン
「要は、もう慣れているので、軽く考えているんですね」
お客様
「はー」
住宅営業マン
「他の会社の、担当の営業マンに、契約約款の説明を、きちんとしてもらった方が良いですよ」
お客様
「そうですね、それは大切ですね」
住宅営業マン
「たまに、きちんと説明できない担当者もいます。こういう方は、正直言ってどうかと思います」
お客様
「そうですか」
住宅営業マン
「自分の会社の契約約款を理解していないと、お客様と勝手な約束をして、あげくのはてには、知らんぷりなんか、よくある話です」
住宅営業マン
「ですから、最初に、おたくの契約約款の説明を聞きたいのですが、と担当者に聞いてみた方が良いですよ」
お客様
「なるほどー」
住宅営業マン
「普通は、この約款の説明ができないことは考えられません。一つのメーカー選びの基準にしてみてはいかかですか?」
このように、軽くトラップをかけておきます。
すると、お客様が、自分で競合他社の営業マンに、契約約款の説明を求めてくれます。
そこで、きちんと答えられない、住宅営業マンの方は、お客様に不信感を与えてしまいます。
このように、使えるものは、どんどん使い、最初から、競合他社へのトラップをかけておかないと、商談になってからでは遅いのです。
特に、クロージングの時期などに、このようなことを言ってはいけません。
もう、お客様から見れば、競合他社の悪口を言っているとしか思われません。
競合他社への、攻撃は、早めに打っておくのが良い方法です。
そのためには、上記のようなトラップをかけておくと有効です。
正しいことを説明しているのですから、何も臆することはありません。
むしろ、説明できない住宅営業マンの方が、勉強不足なのです。
きちんと、お客様には正しいことを教えてあげてくださいね^^
それでは、よろしくお願いいたします。
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