自社の住宅のメリットを、上手く、お客様に伝える方法
● 自社の住宅のメリットを、上手く、お客様に伝える方法
こんにちは、渋谷です^^
住宅営業マンのみなさんの会社には、それぞれ、特徴やお客様に、アピールしたいところがあると思います。
当然、その特徴をお客様に伝えて、自社で家を建てるメリットを、お客様に伝えたいですよね。
しかし、現実的には、あなたの会社の住宅の特徴が、お客様のメリットになるかどうか?
これは、お客様が決めることです。
例えば、お客様が住宅展示場に来場してくる。
そんなときに、
住宅営業マン
「私共の会社には、1級建築士が、○○名いまして・・・」
住宅営業マン
「私共の住宅には、○○という断熱材を使用しています。なので・・・」
このような、自社の特徴を、メリットとして、お客様に説明していませんか?
もちろん、お客様が、あなたの会社の特徴に対して、
お客様
「おおー!1級建築士が、○○人ですかー!それは、ぜひとも、お願いしたいですねー」
お客様
「おおー!断熱材は、○○ですか!それは、非常に良いですねー!」
と、このように、納得してくれれば良いですよ。
ただ、そうはいきません。理由は、カンタンです。
あなたの会社の住宅のメリットと、お客様が求めているメリットが違う場合が多々あるからです。
まず、お客様のニーズは何なのか?どんなことに興味があるのか?
はたまた、何を聞きに、住宅展示場に来場してきたのか?
先に、このような、お客様のニーズを聞き取ることが、重要です。
そして、お客様のニーズが把握できたら、はじめて、そのニーズに合う、あなたの会社のメリットを、お客様に伝えていきます。
極端に言うと、お客様は、あなたの会社の特徴には、興味がないのですね。
お客様の一番興味があること!それは、
あなたの会社で、家を建てたら、自分達の未来は、どうなるのか?
これが知りたいわけです。
では、これを、どうやって、伝えるのか?ここが、大切です。
例えば、断熱性能が優れているのが特徴の場合。
住宅営業マン
「先日ご来場いただいたお客様が、お年寄りがいるので、家全体が暖かくなるようにしたいとおっしゃっていました。今のお家は、古いので冬が寒くて、お母様が夜にトイレやお風呂などに入るのに、心配だと言うことでしたが、○○さんは、いかがですか?」
お客様
「そうですね、うちも、寒いですね」
住宅営業マン
「そうですか?どれくらいの年数お住いですか?」
お客様
「んー、○○年は、建っていると思います」
住宅営業マン
「そうですか。今のお家は、家全体を温めることが可能ですよ^^」
お客様
「そうなんですか?」
住宅営業マン
「はい、私共で実際に、お家を建てられたお客様には、冬が本当に温かいと言っていただいています」
お客様
「そうなんですね」
住宅営業マン
「ちなみに、このお客様は、建て替える前の時点から、光熱費が、○○万円安くなったということです」
お客様
「へー、そんなに安くなるんですね」
住宅営業マン
「ちなみに、他のお客様の資料がありますので、ご覧になりますか?」
お客様
「はい、お願いします」
このように、第三者の声、つまり、あなたの会社で家を建てたお客様の声を使う。
その上で、目の前のお客様に対して、あなたも、光熱費が安くなりますよー。と、お客様のメリットを伝えていきます。
また、例えば、プランやデザインに強みがある場合など。
住宅営業マン
「私共の家に、実際に住まわれている方からは、プランや空間デザインを、ものすごく気に入っていただいています。○○さんは、プランやデザイン的には、こだわりはありますか?」
お客様
「そうですねー、やっぱり、デザインは良い方が良いですね」
住宅営業マン
「そうですか。でしたら、他のお客様の事例をお見せいたしましょうか?」
お客様
「はい、見たいですね」
ここで、お客様に写真集を見せながら、
住宅営業マン
「ちなみに、もし仮に、○○さんが家を建てるとしたら、どんな家がお好みですか?」
お客様
「んー、これなんか良いですねー」
住宅営業マン
「なるほど、ちなみに、そのお家を、こんな感じにすることもできますよ^^」
と言いながら、筆談に入っていきます。
このように、第三者の声を使いながら、お客様の興味やニーズを確認していく。
その上で、あなたの会社のメリットを、お客様のニーズに合わせて、伝えていくんですね。
要は、あなたの会社の特徴を一方的に説明していくよりも、お客様のニーズを確認して、それに合わせて、筆談で話していくことで、お客様の買う気がUPしていきます。
極端に言うと、お客様のニーズに答えられない場合以外は、すべて、あなたの会社のメリットに変えていくわけです。
大切なことは、ラーメンが食べたい人に、ステーキの美味しさを説明しないこと!
まず、ラーメンが食べたいのか?それとも、ステーキが食べたいのか?これを確認する。
そして、お客様が、ラーメンが食べたいと言ったら、そこで、はじめて、ラーメンの種類や、こだわった食材。
これを、お客様に伝えることで、ヨダレが出てくるのです。
お客様のニーズを確認しないで、自社のメリットを説明してしまうと、お客様のニーズに合わないメリットの説明になってしまいます。
ぜひ、先にお客様の求めているニーズ。これを確認した上で、自社のメリットを伝えてみてください。
そうすることで、お客様の買う気がUPしてくるのですから^^
お客様の買う気をUPする方法は、こちらで具体的にお伝えしていますよ。
それでは、よろしくお願いいたします。
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