アポイントの後に、お客様から、「ありがとうございました」と、そのまま帰られない方法
● アポイントの後に、お客様から、「ありがとうございました」と、そのまま帰られない方法
こんにちは、渋谷です。
住宅営業マンのみなさんは、初回接客を行い、アポイントを取りますよね?
例えば、現場案内や完成現場案内などなど・・・。
そして、実際に、展示場などで待ち合わせをし、お客様をクルマに乗せて、現場に案内へ行く。
現場に着いたら、実際に現場の中を案内しながら、いろいろと説明をする。
そしてまた、お客様をクルマに乗せて、展示場まで戻る。
このときに、本来は、お客様と話したいと、住宅営業マンである、あなたは考えている。
しかし、クルマを降りた途端、お客様の方から、
お客様
「今日はありがとうございました。参考になりました。」
と言われて、そのまま帰られてしまう・・・。
このようなパターンになりませんか?
私は何回もあります。要は、お客様から、「今日はありがとうございました。参考になりました。」と言われてしまうと、私の方から、何も言えなくなるのですね。
例えば、私が、
私
「展示場で、暖かいものでもどうですか?」
お客様
「いえいえ、今日は結構です。また、こちらからご連絡しまうので。」
こうやって、そのお客様とは、終わってしまうのですね。
お客様も分かっているのです。営業をされると・・・。^^;
では、どうやれば、現場案内のあとなどに、お客様と、きちんと話ができるようになるのでしょうか?
実は、非常にカンタンです。
そのまま、お客様に伝えてあげれば良いのです。
例えば、
住宅営業マン
「もし、よろしければ、一度、大工さんが実際にお家を造っているところを、見に行ってみませんか?非常に参考になると思いますよ。」
お客様
「そうですね、じゃあ、お願いします。」
住宅営業マン
「分かりました。では、見学できる現場を、ご案内しますね。」
住宅営業マン
「大変恐縮なのですが、もし仮に、○○さんが、私共の家づくりを見て、気に入っていただけたら、お話を前向きにご検討していただけますか?」
お客様
「いやー、まだ、そこまでは・・・」
住宅営業マン
「それがそうですよね。私だって、クルマを買うのに、1ヶ月ぐらい悩みましたから。^^」
住宅営業マン
「もし気に入ったらということです。気に入らなければ、ご遠慮さずに、お断りくださって結構ですから」
お客様
「まー、断ると思いますよ」
住宅営業マン
「分かりました。それはそれで、全然構いませんよ。では、現場をご案内させていただいたあと、少し、話を聞かせていただける、お時間をいただいてもよろしいですか?」
お客様
「まー、良いですよ」
このように、初回接客の時点で、現場案内をしたあとに、きちんと時間をもらえるように、お客様と約束しておくのです。
さらには、テストクロージングをかけておき、アポイントのあとの、お客様との話を濃い内容にしていくのですね。
お客様も、住宅営業マンから、テストクロージングをかけられているので、アポイントまでに、考えてきてくれるようになります。
だからこそ、アポイントのあとの、お客様との話では、お客様の本音で出てくるようになるのですね。
そこから、商談に入るタイミングを見計らっていけば良いだけです。
ただ、一番注意しなければいけないことがあります。
例えば、お客様が現場案内のあと、運良く、展示場などに来てくれる場合。
そこに、いきなり上司がいるということです。
これでは、腕まくりをして、「さあ、今から営業をかけますよー!」と、言っているようなものです。
もし、上司に同席してもらう場合は、前もって、お客様に伝えておくとが非常に大切ですよ。^^
アポイントのあとに、お客様に帰られないためには、初回接客で、約束をしておく!
これを意識して、実践してみてくださいね。
それでは、よろしくお願いいたします。
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