お客様と、構造現場見学会でアポイントを取る方法
●お客様と、構造現場見学会でアポイントを取る方法
こんにちは、渋谷です^^
ここでは、構造現場見学会のアポイントの取り方をお話いたします。
それではいきます。
住宅営業マン
「それでは、とりあえず、実際に家を建てている現場でも、見に行ってみませんか?」
お客様
「そうですね、出来ている家は、見れないんですか?」
住宅営業マン
「完成している家ということですか?」
お客様
「はい、できれば、おたくが建てた家が見てみたいんですが」
住宅営業マン
「もちろん、できますよ^^でもなぜ、完成した家が見たいんですか?」
お客様
「そりゃ、実際にどんな家を建てているのか、見てみたいじゃないですか」
住宅営業マン
「たしかに、多くのお客様もそのように言われます^^お気持ちもよくわかります」
お客様
「どこか見れる家あります?」
住宅営業マン
「もちろんありますが、完成した家を見ても、あまり意味がありませんよ。それでも、よろしいですか?」
お客様
「え?意味がないというのはどういうことですか?」
住宅営業マン
「あのー、ちょっと言いづらいんですが・・・」
お客様
「何ですか?教えてください」
住宅営業マン
「実際にですね、完成してしまった家を見てもほとんど意味がないことが多いんです」
お客様
「なぜですか?」
住宅営業マン
「○○さんは、注文住宅がご希望なんですよね?」
お客様
「はい、そうです」
住宅営業マン
「では、なおさら意味がないです。完成してしまっている住宅は、いわば、外装や、内装が仕上げてあり、中身が見れません。しかも、現場も引き上げています」
お客様
「その何が意味がないんですか?」
住宅営業マン
「例えば、高級ブランドなんかの財布やバックがありますよね?」
お客様
「はい」
住宅営業マン
「高級ブランドに、そっくりな偽者も出回って問題になっていますよね」
お客様
「はぁ?そうですね、何が言いたいんですか?」
住宅営業マン
「要は、見た目は、本物も偽者も、素人には区別がつかないわけです。本物の工場は、熟練の職人さんがつくっている。かたや、偽者は、それなりにつくっているのでしょうが、内情はわかりませんよね?」
お客様
「そうですね・・・」
住宅営業マン
「住宅もまったく同じで、完成した住宅を見ても、ほー!と感じるだけで、何も分からないんです」
お客様
「なぜですか?」
住宅営業マン
「以前、欠陥住宅がテレビで騒がれていたのをご存知ですか?」
お客様
「はい、知ってますよ」
住宅営業マン
「われわれの世界では、建物に仕上げ、いわゆる外壁や塗り壁のことを、化粧をするといいます。女性と同じ意味の化粧です^^」
お客様
「そうなんですか」
住宅営業マン
「はい。化粧してしまうと、どういう木材を使っているのか?どういう感じで仕事をしているのか?現場は、どれくらいきれいにしているのか?これが分からなくなるんです」
お客様
「そうですねー」
住宅営業マン
「ということは、言い方が悪いですが、安い材料を使っていたり、工事がずさんでも、仕上げという化粧、つまり外壁や塗り壁、壁紙を張ってあったら、どこの家も同じに見えてしまうんです。はっきり言いますと、欠陥住宅を造られる可能性は、現場を見てみることが一番なんです」
お客様
「そういわれれば、そうですねー」
住宅営業マン
「○○さんも、この展示場を含め、他の会社の展示場を見ても、現実には参考にならないでしょ?」
お客様
「んー、そうですねー・・・」
住宅営業マン
「ですよね^^だとしたら、また完成している家を見に行っても、○○さんのご希望のデザインや間取りではないんです。どうですか?すでに完成している住宅を見に行って、今の状態から、何か進みますか?」
お客様
「言われてみれば、また同じですねー」
住宅営業マン
「その会社が大丈夫か?きちんとした仕事をしているのか?これを、確認する方が、会社選びに、役にたつわけです。例えば、木材の仕様がきちんと見れますし、基礎のコンクリート、地震対策の仕様も見れます。現場がきれいにされているか?これも非常に大切なことです。完成した家を見るより、まだつくっている最中の家を見られたほうが、本物の家づくりをしている会社なのか?判断材料になると思います。」
お客様
「そうかー、そうですねー」
住宅営業マン
「もちろん、建売住宅やマンションは、実物を見て、その物件を見て購入します。しかし、注文住宅の大きく違う点は、○○さんのオリジナルを造るわけですから、完成した家をみても、なんら役にたたないということなんです。いかがですか?」
お客様
「なるほど、そうですね。注文住宅ですからね」
住宅営業マン
「街中には、いろんな家があります。また雑誌でもいろんな家があります。その中から、こんな家が良いな!ということが可能なんです^^」
お客様
「そうですね。おたくは、いろんな家はできるの?」
住宅営業マン
「もちろんです^^○○さんのご希望のお家を住宅設計のプロがきちんと形にしていきますよ」
お客様
「そうですか、設計ですか、なるほど!」
住宅営業マン
「ですから、私共の現場をみていただいて、判断してほしいんです^^良い家を造っているかどうかは、現場を見れば一目瞭然ですよ」
お客様
「ですね、わかりました!言うとおりですね」
住宅営業マン
「それでは、○○坪のお家を造っている現場が見れますので、一度、見に行ってみましょうか?」
お客様
「そうですね、お願いします」
ざっと書きましたが、大体、このような流れで話をしていきます。
地域や会社にもよると思いますので、ご自分のアイデアを使って、話の内容も変更してみてください。
注文住宅は、建売住宅でも、マンションでもありません。
お客様オリジナルの住宅を造ることができます。
わざわざ、完成している住宅を見せて、イメージと違うと思われるようなことはしない方が良いですよね。
完成現場見学会は、アポイントは取りやすいですが、リスクもあることを覚えておいてください。
できるだけ、現場の見学会の方へ誘導していく。これが大切です。
現場見学会には、利点がたくさんあります。
木の香りがしたり、基礎を見れたり、耐震設備が見れたりと、普通、お客様がみれないものが見れるのです。
その過程を見ることにより、お客様の買う気がUPしていきますよ^^
また、現場見学をするときに、お客様を納得させる住宅営業マンの大事な仕事もあります。それは、また今度お話いたしますね。
それでは、よろしくお願いいたします。
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