物がない商品を買うときに、いったい、どのような接客が正解なのか?
● 物がない商品を買うときに、いったい、どのような接客が正解なのか?
こんにちは、渋谷です。
注文住宅というものは、商品がありません。
住宅展示場や、完成現場の家は、お客様の家ではありません。他人の家です^^;
お客様は、住宅いわゆる、商品がないことを前提に、契約を考えなければならないのです。
例えば、みなさんが、オーダーメイドのスーツを買いにいった場合、どのような接客が良いのか?
オーダースーツなので、もちろん、みなさんの商品はありません。
当たり前ですね。これから作ってもらうわけですから。
そんな場合、もし、店員さんが、このような説明をしてきたら、どう感じますか?
店員さん
「この製法は、○○でして、私共のところでしか出来ません」
店員さん
「実は、他のメーカーさんは、工場に委託しているのですが、私共は、自社で工場をもっています」
店員さん
「糸は、○○産で、○○な強度を持ち、○○製法を採用していますので、他のメーカーさんよりも、長持ちします」
店員さん
「今、キャンペーン中なので、お安く出来ますよ。寸法を測らせてもらっても良いですか?」
どうですか?このような接客で、ワクワクして、買う気がUPしますか?
どこかで、聞いた接客に似ていますよね^^;
今度は、違うバージョンです。
店員さん
「寒くなりましたね。オーダーメードで作られるということは、何かパーティー用ですか?それとも、お仕事用ですか?」
店員さん
「例えば、もし、お仕事用であれば、こんなデザインがありますよ」
・写真を見せてくれる。
店員さん
「逆に、こういうパターンもありますよ」
・写真を見せてくれる。
店員さん
「生地をあててみると、イメージできますよ。生地を羽織ってみますか?」
・いろんな生地を、羽織らせてくれる
店員さん
「例えば、このデザインだと、○○万円です。こちらだと、○○万円です」
・写真を見せながら、金額を教えてくれる
店員さん
「いかがですか?お気に召したデザインは、ございましたか?」
・あなたが気に入っているかどうか確認してくる
店員さん
「もし、よろしければ、他のお客様の実物がありますので、見られますか?」
この場合は、お客様の使用目的を確認して、それに合ったデザインを見せる。
さらに、写真を見せて、お客様の買う気をくすぐる。
次に、生地を羽織らせて、お客様の買う気をUPさせていく。
最後に、気に入ったかどうか、お客様に確認をする。
カンタンに書きましたが、要は、前者は、住宅でいうと、構造や設備の説明ばかりをし、後者は、お客様の買う気をUPさせています。
前者のように、構造や設備の説明をされても、お客様は、買う気はUPしないのです。
構造や設備の説明は、後で良いのです。
まずは、お客様の気持ちを盛り上げて、買う気をUPさせてあげないと、お客様は、欲しいと思わないのです。
もちろん、構造や設備がすばらしいということをアピールしたい気持ちはわかります。
しかし、それは、どこの会社も同じで、お客様から見れば、まったく同じに感じてしまうのです。
だから、変な形で、競合することになり、最後にには、金額勝負になってしまうのです。
まずは、初回接客から、お客様の買う気を、どんどんUPさせて、アポイントにつなげていく。
これが、出来ないと、アポイントはなかなか取れません。
お客様の気持ちを普通に考えてみると、おのずと接客の仕方も変わってきますよ^^
それでは、よろしくお願いいたします。
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