売れている住宅営業マンのキャンペーンの使い方
● 売れている住宅営業マンのキャンペーンの使い方
こんばんは、渋谷です。では、メールセミナーの続きです^^
みなさんの会社にも、いろんなキャンペーンや販促があると思います。
ただ、キャンペーンなどは、普通に使っても、なかなか上手くはいかないものです。
要は、キャンペーンというものは、会社自体が、お客様を集客する場合は多少なりとも有効ですが、住宅営業マン個人としては、使い方が異なってきます。
例えば、住宅展示場に来場されてきたお客様に、キャンペーンを使ってアポイントを取ろうとしても難しいです。
また、商談中のお客様で、まだ納得いっていない状態で、
「今月、キャンペーンですから!」
と伝えても、のれんに腕押し状態で、意味がありません。
私が、あるトップセーラーの住宅営業マンの先輩に、クロージングのときに同席してもらったときの話です。
その先輩は、お客様と話をしながら、お客様の満足度を確かめていました。
住宅営業マンの先輩
「今の、ご提案の内容はいかがでしょうか?気に入っていただけてますか?」
お客様
「そうですねー!良いですねー!」
住宅営業マンの先輩
「そうですか、他に何も疑問点や、訂正して欲しいところなどありませんか?」
お客様
「そうですねー。何かある?」
奥様
「んー、私は気に入っています」
住宅営業マンの先輩
「ご主人様はいかがですか?何か他にありませんか?」
ご主人様
「そうですねー。んー・・・」
住宅営業マンの先輩
「実は、今、私の権限で、うちで一番、お客様から人気のある設計士を、○○さんの担当にしてもらえるようにお願いしています」
お客様
「そうですか!大丈夫なんですか?」
住宅営業マンの先輩
「一応ですね。こちらが、その設計士が実際に設計した住宅です」
お客様
「おー!良いですねー!」
住宅営業マンの先輩
「たぶん、今、○○さんに、ご提案させていただいている内容よりも、ダンゼンおしゃれなものが完成すると思いますよ」
お客様
「そうですか!でも、金額もUPしませんか?」
住宅営業マンの先輩
「UPしないとは言い切れませんが、その都度、見積もりを出しますので、安心して対応していただけると思います」
お客様
「んー。なるほどー。じゃあ、もし金額がUPしたときなどは、相談にのってもらえるんですか?」
住宅営業マンの先輩
「もちろんです。その都度、ご相談しながら進めていきますので、○○さんが知らないところで金額がUPするようなことはありません」
お客様
「そうですか」
住宅営業マンの先輩
「また、設計士ですので、もし○○さんが、何か追加したいなどあったら、私達よりも金額には詳しいので、その場でお答えできますので、ご安心ください」
住宅営業マンの先輩
「いかがですか?もうこれで、進めませんか?」
お客様
「んー・・・。そうですねー・・・」
ここで、住宅営業マンの先輩は、何も口を開きません。無言です。
すると、お客様が、
お客様
「んー、そうですねー。特に何も問題はなさそうですが・・・んー・・・」
お客様が、煮えきりません^^;
ここで、キャンペーンの出番です。
住宅営業マンの先輩
「あと、もしよろしければの話ですが、今月、ご契約いただけると、○○キャンペーンというものを今やっていまして」
ここで、販促のカタログを見せます。
お客様
「ん?何ですか?これは」
住宅営業マンの先輩
「はい、今月ご契約いただいたお客様には、この中からお好きなものを選んでいただき、オプションとしてサービスさせていただきます」
お客様
「どれでも良いんですか?」
住宅営業マンの先輩
「いいえ、どれでもというか、○○万円を上限として、何個でも追加でサービスさせていただきます」
奥様
「テレビもあるよ!」
ご主人様
「本当だ!これでテレビは買わなくて良いね!」
住宅営業マンの先輩
「もし仮に、テレビをお選びでしたら、壁付けの対応もさせていただきます。しかし、まだまだ、選べますよ」
お客様
「良いですねー!」
住宅営業マンの先輩
「すごく、お得だと思いますよ^^もちろん、来月のご契約でも構いませんが、どうせ決めていただけるのなら、今の方がお得ですしね^^」
お客様
「そうですねー。どうしようかな・・・」
住宅営業マンの先輩
「ご主人様も気に入っている。奥様も気に入っている。設計士は、一番人気の人間をつけます。さらに、このキャンペーンを使って、○○さんのお好きなオプションを追加できる。もう問題ないでしょう^^もう、お決めになられてもよろしいんじゃないですか?」
これで、その場で契約日の設定をすることができました。
キャンペーンというのは、お客様が、「もうそろそろ良いかなー?」と感じてるときを狙って、使うものです。
要は、お客様の背中を押してあげるということですね^^
これを、私は次月に使っていました。
「実は、来月に、○○キャンペーンというものがありまして・・・」
これで、グイグイと契約を迫らずに、お客様の背中を押すことが可能になります。
また、
「実は、来月に、○○キャンペーンというものがありまして・・・」
を使えるようになると、今現在、契約を当月で迫っている、競合他社も振り落とせるんですね。
もし、競合他社が、
「今月契約していただければ・・・」
と、その月にキャンペーンを使うと、次の月は、もう使えません。
キャンペーンを使って、次月にあえて廻すことで、競合他社も振り落とせるんですね^^
正しく、キャンペーンや販促を使えば、お客様の背中を押してあげることがカンタンにできますよ。
ぜひ、ためしてみてくださいね。
それでは、よろしくお願いいたします。
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